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OPPフィルム製・ダイレクトメール用透明封筒の選び方

OPPフィルム製「透明封筒」は、中身が見えるという安心感があるため、開封率を高めるだけでなく、水に濡れても破れない点が特徴です。また、中のセールスレターや冊子を確実に守れる強さから、ダイレクトメール用封筒として選ばれ続けています。今回は、透明封筒を実際にダイレクトメール用として活用する場合に気を付けたい発注のポイントをわかりやすく解説します。

なお、透明封筒は、郵送やポスティングを想定している関係で、縦・横のサイズが細かく設定されており、さらに中身の重量などによりフィルムの厚さを選べるようになっています。ここでは、そうしたことを踏まえ、適切な製品の選び方をご説明しています。

もくじ

1:Point1 封入するものによって透明封筒のサイズを選ぶ

2:Point2 中身の重量・形状に合わせて透明封筒の素材・厚みを選ぶ

3:Point3 ダイレクトメール用途なら口ノリ(テープ)付きを選ぶ

4:まとめ

1:Point1 封入するものによって透明封筒のサイズを選ぶ

当然のことですが、まず封入する冊子、カタログの判型に合わせて透明封筒のサイズを選びます。なお、下表はアイエヌジーが提供するOPP製透明封筒の規格サイズ一覧ですが、中身がA4サイズならIP-2(A4用01)を、また月刊誌などに多いA4変形サイズ(A4よりも若干大きい)なら、一回り大きいIP-10(角2用01)を選ぶようにします。

また、そこまでのサイズではない小冊子類なら、IP-6(A5用01)またはIP-7(B5用01)で問題ないことが多いでしょう。なお、セールスレターは判型に合わせて製作するか、二つ折り、または三つ折りを想定して製作します。もし冊子類を中に封入する必要がなく、セールスレターとクーポン券などの組み合わせでよい場合や、封入する冊子の厚みがそれほどでもなく折りたたむことができるようなものなら、郵便料金が安く済むIP-1(定形01)を選ぶのがおすすめです。

品番 品名 サイズ(A×B+C) 材質(数字は厚み)
IP-1 定形01 120×235+30 OPP30
IP-2 A4用01 225×310+30 OPP30
IP-3 定形01 120×235+30 OPP40
IP-4 PK-01 115×155+30 OPP40
IP-5 CD-01 155×155+30 OPP40
IP-6 A5用01 160×220+30 OPP40
IP-7 B5用01 195×270+30 OPP40
IP-8 角3用01 217×280+30 OPP40
IP-9 A4用01 225×310+30 OPP40
IP-10 角2用 01 240×332+36 OPP40
IP-11 定形01 120×235+30 OPP50
IP-12 洋定形01 235×120+30 OPP50
IP-13 角3用01 217×280+30 OPP50
IP-14 A4用01 225×310+30 OPP50
IP-15 角2用01 240×332+36 OPP50
IP-16 角1-01 270×382+36 OPP50

※ サイズの「A」は縦、「B」は横の長さを示し、「C」は封緘に用いる口テープの高さを表しています。

2:Point2 中身の重量・形状に合わせて透明封筒の素材・厚みを選ぶ

ある程度サイズの目安が付いたら、次は中身の重量に着目します。たとえば封入する冊子のページ数が多い、あるいは数冊に及ぶような場合は同じ判型のものでも、OPPフィルムの厚みがより厚いものを選びます。

上の表の「材質」欄に着目すると、「OPP30」「OPP40」「OPP50」という3種類が設定されていますが、これは数字が大きくなるにつれてフィルムが厚くなることを示しています。通常であればOPP30で問題ありませんが、重量が気になる場合はその上のOPP40、OPP50を選ぶようにするとよいでしょう。ただし、正確な材質は、中身の総重量を算出したうえで、アイエヌジーにお尋ねください。最適な厚みのものをご提供いたします。あるいは、封入する予定のものをすべてご用意いただき、当社までお持ち込みいただければこちらで最適なサイズ、フィルムの厚みを検討いたします。

3:Point3 ダイレクトメール用途なら口ノリ(テープ)付きを選ぶ

ごく当然のことですが、ダイレクトメールを封入する場合は同じOPPフィルム製でも口ノリ(テープ)付きのものを選んでください。これがないと、中身を入れても封緘できず郵送やポスティングができないからです。ただし、アイエヌジー製品をご利用の場合は、上の表にある品番を選んでいただければ、すべて口ノリ(テープ)付きになっているので問題ありません。

なお、アイエヌジーでは、この口ノリ(テープ)付きだけでなく、「口ノリ(テープ)なし」の製品もご用意しています。しかし、こちらはダイレクトメール用ではなく、簡易包装用とお考えください。イベントなどで冊子などを配布するような場合で、とくに封緘が必要のないケースではこちらのほうが便利です。

4:まとめ

今回ご紹介した3つのステップは、透明封筒に印刷などの加工を一切せず、そのまま活用する場合のご説明です。OPPフィルムに印刷を施す場合は、住所窓の位置やデザインなど細かいオーダーが必要になってきます。詳しくは、アイエヌジーまでお気軽にご相談ください。

◎お問い合わせ先

株式会社アイエヌジー
〒335-0035 埼玉県戸田市笹目南町16番9号
TEL. 048-449-7893/FAX. 048-449-7894
E-mail. info@ing-top.com

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