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OPPフィルム・CPPフィルム製の透明袋をダイレクトメール包装におすすめする理由

一昔、二昔前では考えられなかったことですが、今やDM(ダイレクトメール)の大半がOPPフィルムやCPPフィルム製の透明袋に入れられて届きます。サイズも雑誌やカタログが入るA4サイズのものから定形封筒サイズのものまで、実にさまざま。こうなると紙封筒のダイレクトメールを探すのが難しいくらい。それほど透明封筒のダイレクトメールがポピュラーな存在になっています。こうした変化にはどんな理由があるのかでしょうか。ここではその秘密を探っていきます。

もくじ

1:透明で中身が見えるから開封率がアップ!

2:雨などで水に濡れても紙封筒のように破損しない、中身もノーダメージ

3:OPPフィルム製の透明袋を使用する際は封入するものの重量に注意

4:まとめ

1:透明で中身が見えるから開封率がアップ!

ダイレクトメールがまだ紙封筒で送られてきた頃は、DMそのものがまだ世間にそれほど認知されていなかったこともあって、届いても不審物のような扱いを受けていました。とくに差出人が見も知らない企業名だとなおさらで、多くは開封もされずそのままゴミ箱行きという運命をたどっていたようです。この傾向は基本的には今も変わりありません。むしろ、不審なものには手を触れないという警戒心のようなものは現代人のほうが強いのではないでしょうか。

せっかくコストをかけてカタログやセールスレターを製作し、各家庭に配布しても、開封してくれなければ何の意味もありません。そこで考えられたのが、フィルム状の透明な封筒を使うことでした。これなら、キャッチーな写真とコピー(宣伝文句)で製品やサービスの特長を手に取った相手に対しダイレクトにアピールでき、しかも中身が見えないことに対する不安や不信感を上手に払しょくできます。さらに、外からクーポンなどの特典が見えるようにすることで開封率を劇的に改善することも可能になりました。このように、中身が見えるようになったことは、ダイレクトメールの可能性を大きく広げる革命的事件だったとも言えるでしょう。

2:雨などで水に濡れても紙封筒のように破損しない、中身もノーダメージ

紙封筒のダイレクトメールが泣き所としていたのは、開封率の低さだけではありません。水に弱い点も課題でした。当たり前ですが、紙なので配達途中で雨にでも降られれば、せっかくの中身まで濡れてしまうからです。濡れただけならまだしも、湿気を帯びた紙は汚れやすく、各家庭に届く頃には目も当てられないほど悲惨な状態になってしまいます。こうなると、それでなくとも芳しくない開封率がさらに低くなるばかりか、せっかく開封してもらっても肝心のカタログが汚損していて使い物にならなくなっていることも往々にしてありました。

その点、OPPフィルムやCPPフィルムから作られた透明袋は耐水性、防湿性にも優れているので、輸送や配達の途中で水に濡れても外見や中身にはまったく影響がありません。当然、企業が狙った通りの販促効果をもたらしてくれたのです。

3:OPPフィルム製の透明袋を使用する際は封入するものの重量に注意

さて、中身が見える、雨から中身を守る──ことで、ダイレクトメールを劇的に変えた透明袋ですが、どんな材料によって作られているかで微妙にその特性が違います。できれば、中に入れるカタログ、販促物で使い分けたほうがよいケースがあるので注意しておきましょう。

たとえば、ポリプロピレン素材を縦横の2方向に伸ばして作るOPPフィルムは透明感が抜群に高く、中身をより美しく見せる、高級なイメージを与えるという意味ではうってつけの包装材です。ただ注意が必要なのは重量物の封入には適さないという点。本来、引張強度の高い素材なのですが、ポリプロピレン分子の結晶が揃っているため一度切れ目が入るとそこから簡単に割けてしまうという性質があるためです。

商品カタログを何冊も入れる、ページ数のある雑誌やムックを入れるといった場合は、CPPフィルムを加工した透明袋を使うようにしましょう。OPPフィルムと違い、縦横に伸ばしていないので柔軟な素材ですが、結晶を揃えていないため、一方向に切れやすいということがないからです。

4:まとめ

今や、中身が見えて当然と言ってよいほど、透明袋を用いることがごく当たり前になったダイレクトメール。これから、自社の商品やサービスについて販促を検討中の企業様はぜひ、OPPフィルムやCPPフィルムから作られた透明袋に着目されてはいかがでしょうか。なお、透明封筒、透明袋に関するご相談は、株式会社アイエヌジーで承っています。当社なら各サイズの既製品を多数ご用意。もちろん、特注にも対応が可能です。

◎お問い合わせ先

株式会社アイエヌジー
〒335-0035 埼玉県戸田市笹目南町16番9号
TEL. 048-449-7893/FAX. 048-449-7894
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